大分県教育委員会は、公立高校1次入試について、来春実施される2015年度入試から配点・試験時間・出題方針を変更すると発表しました。配点が各教科とも現行より10点引き上げられ60点満点、試験時間は5分延長され50分となります。出題については、各教科とも、基礎知識をもとに、時間をかけて深く考えたり、表現力をはかったりする問題の数や配点を増やす方針です。これにより、基本的な知識の習得を見るとともに、「応用力」をより重視する試験内容へと転換するものと考えられます。
変更点は次の通りです。
☆配点
〔現行〕各教科50点満点
〔変更後〕各教科60点満点
☆試験時間
〔現行〕各教科45分
〔変更後〕各教科50分
☆出題方針
〔現行〕
・学習指導要領に示されている各教科の目標に則し、基本的な内容について出題する
・各教科とも思考力、判断力、表現力などが検査できるよう配慮する。
〔変更後〕
・学習指導要領に示されている各教科の目標に則し、出題する(「基本的な内容について」を削除)
・各教科とも
知識、技能とともに、思考力、判断力、表現力など
を十分みることができるようにする。(下線部を追加・変更)
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